ディジタルなのにアナログなのだ
2005-07-30


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特に不満、不都合もなく インターネット閲覧に使っていたPCに最初に変化が生じたのがプリンタ接続。
それまでは年賀状と言えば国民の年末行事「プリントごっこ」をもっぱら使用していたが 、宛名書きもめんどうだなぁと言うことで
1999年の年末にプリンタ購入。Y2K対策で年末年始出勤だったのでこういうチョット古いネタを使わせてもらった。

 次の変化は2年後、世の中にCD-Rが出てしばらく経っていたがデータ媒体というより、自分用の音楽CDが造れるというメリットにようやく気がついた。
ちょうどその頃、日本の若手クラシックギタリスト、木村大や大萩康司が出てきて、最近の若い人はうまいなぁと盛んにCDを聞いていた時だったので職場の友人や学生時代のクラブのメンバにお気に入りCDを作って配った。まあ、相当偏った好みなので、もらった人は気に入らなかったと思う。
この時、初めて我がGateway2000のミッドタワーを空けて5インチベイにCDRドライブを装着する作業を経験した。12V電源配線とIDEのフラットケーブルを覚え、IDEにはPrimaryとSecondary、それぞれのmaster、slaveで4個のデバイスまでしか接続できないことを実感した。この時点でディスク、CD、
MOドライブ、CD-Rドライブの4デバイスで埋まった。
CD-Rの音楽録音で経験したのは、ディジタルなのにアナログだ、ということ。
PC内に保存された.wavファイルをCD内のデジタルファイルとして書き込むことは全くのデータ保存のデジタルな作業だと思っていた。だから16倍速でも24倍速でもデータとして誤り無く記録できれば良いのだと、エラーが発生しない最速でストアしようとした。それがディジタルの良いところのはず。
ところがCDプレイヤで再生すると音がゆれる、音がとぶ。インターネットで識者のHPを拝見すると、CDプレイヤ自体のアナログな性格が出るらしい。
プレイヤはCDからデータを読み出しながら、D-Aコンバータで音を再生、増幅するが、読み出し時に記録実態(磁気?、穴?)にゆらぎがあると読み出しのサーボ系が振動し、後段の再生系のクロック?電圧?にも影響が出るとか何とかだった。せっかくのディジタルなのだから間にバッファを置いて別系統の回路で再生すれば良いのに... などと言うのは計算機屋の発想であって、1円でも安くの家電の世界はきびしいのだと想像した。
 かくして音楽CDはせいぜい10倍速で記録し、かつ、その時パソコン内では他のアプリケーションやバックグランドのデーモン処理などが動かないように(つまり、CD記録アプリケーションソフトが正しいピッチで動作できるように)クリーン環境なるソフトを使用して、音楽CDを作成している。
[ギター音楽]
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