パソコン趨勢 WinXP導入顛末 その2
2005-10-09


本当に今のパソコン主体のIT化はインターネットによる個人の情報獲得革命と密接に関係していると思う。
ネット上には玉石混交で情報が山のようにあふれているが、少し知識と技術のある人間ならばそこから得た情報で業務でもプライベートでも問題解決に役立てることが出来る。プライベートにおいては失敗のリスクが小さい分、なおさらネット情報だよりになる。
デュアルブートWinXP導入に際し、ネットからもらった知識をメモで残しておく。

ハードディスクのパーティショニングとOSのブートについて
1.Windows.FAQ - Windows デュアルブートの基礎知識
2.Nobsan's Square  ブートとハードディスクのすべて 
MBRで1ディスクあたり物理パーティションは基本+拡張3つの4つまで、さらに拡張の1つに論理パーティションを16(程度)内部分割で作ることが出来る。
今回、2003年のディスク障害、交換時にWin95+B'sCREWを使用してパーティショニング&コピーを実施しており、このツールでは基本x1、拡張&論理x1のパーティションしか切れない。(FDISKとB'sCREWの制限)
今回、WinXPのインストールディスク(「ディスクの管理」と同じとのこと)のパーティショニング機能でNTFSの拡張パーティションを1つ作成し、そこにWinXPをインストールした。NTFSにしたのは旧システム(Win95)から隠蔽できて都合良いと考えたから。将来、後1つFAT32のデータ用パーティションをきる予定。これで4つになる。

Gateway2000 GP6 300MHz with LXU-BUS、AGP MPACT 2(Mpegデコーダー付き)
というのが愛用のマシンで有り、購入当時は業務で使用していた100MHzのNT3.51に比べてとてつもなく速く感じたものだった。
WinXPを載せてもそこそこ動くだろうと思っていたが、一番心配だったのはUSB。これを使えるようにするのが最大の目的であったが、98年はUSBが出たての年であり、今、スペックシートを見てもUSB1.0とも1.1とも書いていない。そういう区別がない時代のものであり、Win95(OSR2)も特別に専用のドライバを入れたり、デバイス側のアプリケーションでデータ伝送したりした時代のものらしい。
しかし、これはちゃんと動いた。
全く気にしていなかったのがグラフィックアダプタ。これはむしろMpegデコードなどファームウェア処理のインテリが載っている分、WinXPにしても性能カバーするプラス方向に期待していたのだが、その性能は発揮できなかった。
3.Mpact関連製品のサポートについて
4.牛飼い掲示板
WinXP用のドライバをネット検索したみたのだが、98年当時PCグラフィックの主流を目指してMPACTのアーキテクチャを開発していたクロマティックリサーチ社(東芝提携?)は翌年ごろ吸収され、Win98より後のマシン世代ではMPACTのアーキテクチャは消滅していた。ということが判った。
購入当時のWin95やNT4.0のドライバでインストールを試してみたがダメでWinXPのインストーラはデフォルト?のVGAドライバを割当てて何とか動かしているようだ。(VGAsave?と表示される) それでも救いは1024x768のXGAで中精度(16ビット)カラーのモード、60HZで動いてくれること。通常はXGAで使用するので見た目にはあまり気にならない。動画再生(メディアプレイヤ)でも問題ないようだ。デコーダーが動いていないことを考えるとCPU負荷はUPしているのだろうが、パフォーマンスモニタで見る限り100%張り付きといった風ではなくどのように動いているのか良く分からない。
GatewayのBBSで見る限り、他の方たちはVGA(640x480)表示しか出来なくて困っているようであり、まだマシと納得するしかない。
しかし、このBBSも2000頃にWin2000化しようとした方達の体験談であり、我ながら2世代遅れ?で良くやっていると思う。
 
 

[計算機・パソコン]

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